木工旋盤奮闘記-1
火災で失った木工旋盤から再び歩み始め、作品公開へ至るまでの記録。
木工旋盤「LAGUNA1216」を購入して間もなく2年近くになるが、最初は「RIKONミドル2」から始めたものの、当時借りていた作業場が火事で全焼しその一式全てを失ってしまった経緯があった。気を取り直し再スタートとなって、やっと作品も公開出来るようなものが貯まり始めて来たのでブログを立ち上げることにしました。これから制作の要である木工旋盤に纏わる話しをして行きたいと思います。
木工旋盤「LAGUNA1216」は卓上旋盤です。大型旋盤に比べ、やれることは限られます。作品の最大直径も限度があり、パワーもありませんから大きなものは作れません。しかし大型旋盤は価格も1桁違うし、設置場所も必要ですので、卓上旋盤から始めざるを得ません。
これらの木工旋盤は、欧米より入って来たもののようで、日本では歴史はまだ浅く、マイナーなジャンルのような印象があるやも知れません。元々日本には古来より木工轆轤と言う、陶芸と同じように轆轤で木材を回転させて成形する技術があったようですが、現在の主流は木工旋盤のようです。私もその方法ですが、しかし古き日本の伝統技術の良さもあり、特に木を挽く(削る)刃物の作り方やその動かし方などには欧米との間で興味深い相違が見られ、その独特さの影響を受けざるを得ない思いがあります。(この続きは次回以降へ)